宮川弘尚 竹工芸



宮川弘尚 hironao miyakawa
群馬県/上野村
 古より愛されて来た竹を素材に新感覚の美術工芸品として、宮川征甫が創案開発した技法、工法により真竹、虎斑竹、孟宗竹等をモザイクのようにして身近な小物から調度美術品に至るまで、広汎な品々を創作されています。


◇ 竹の種類 ◇
宮川さんの竹工芸で使われる竹には以下の種類があります。
 ・真竹 ・虎斑竹 ・煤竹 ・孟宗竹 ・紋竹
それぞれに特徴のある竹で、製作する工芸品に合わせて使い分けられます。

◇ 製作工程 ◇
1)竹を割る
 竹を適度な長さに切り、縦に割ります。

2)幅を一定にする
 竹の幅を一定に切りそろえます。
 丁寧に数回繰り返し、幅が違わないようにします。

3)身と皮を剥ぎ分ける
 竹の板を適度な厚さにするために身を剥ぎます。

4)カンナがけ
 竹の板の厚さを一定にするために、身を剥いだ竹の板にカンナをかけます。
 これで、竹の板の厚さを1〜1.5mmまで薄くします。

5)切り分け
 幅、厚さを一定にした竹の板を横に切り分け、竹の板のピースを作ります。

6)布に貼る
 切り分けた竹の板のピースを布に貼っていきます。
 ピースの並べ方で、麻の葉模様、市松模様などが出来上がります。

7)面取り
 布に貼った後、各ピースの角を滑らかにするためにヤスリをかけます。
 布を折り曲げて辺を出せる場所は金属ヤスリを用い、辺を出せない場所は、
 一辺ずつノミを使って角を削っていきます。
 この作業で竹の毛羽立ちを無くします。

8)ヤスリがけ
 面取りを行った竹板にヤスリをかけ、表面を滑らかにします。

9)拭き上げ
 ウレタンを使って表面を拭き上げます。
 これにより表面のつやが増し、竹がより美しくなります。

10)仕上げ
 こうして出来上がった美しい模様の竹板を使って、額や葉書入れ、眼鏡入れ、
 下駄などの作品が完成します。


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